埋没法

切らない二重整形
「埋没法(まいぼつほう)」
とは

切らない二重整形
「埋没法(まいぼつほう)」とは埋没法は、まぶたを切らず、髪の毛よりも細い糸で簡単に二重まぶたを作る方法です。
切開法と比べ、腫れが少なく、傷跡が目立たなくダウンタイムが短いという特徴があります。手術時間は、局所麻酔を行い20分程度です。

 

当院で行っている埋没法

埋没法には、瞼板(けんばん)法、挙筋(きょきん)法、ビーズ法、などがありますが、当院で行っているのは瞼板法です。
瞼の深くにある瞼板という組織の上端と、皮膚側の組織を縫い付けることによって二重の仕組みを作成します。

4点固定

4点固定埋没法
4点固定埋没法

片目に2本の糸を使い、皮膚を4か所固定します。

6点固定

6点固定埋没法

片目に2本の糸を使い、皮膚を6か所固定します。

埋没法のデメリット

短時間で行える瞼のプチ整形ですが、後戻りが最大のデメリットであると言えます。
埋没法の歴史は古く明治時代までさかのぼると言われています。
手術の簡便さゆえ、美容外科ではおそらくどのクリニックでも採用している施術ですが、結局はどのような方法であっても後戻りのリスクはありますし、幅の広いところで埋没すれば必ず食い込みは浅くなります。
つまり、細かな微調整をねらってラインを作成しても、変化することがあるということは十分に理解する必要があると考えています。

糸やまぶたの状態で
元に戻ることがある

まぶたにたるみや厚みがある場合、糸が取れやすいとされています。
また、時間の経過や目をこする等の刺激により固定していた糸が緩み、元の状態に戻ってしまうことがあります。

当院では、

  1. なるべく瞼の内部を傷つけない
  2. 抜糸ができる(抜糸が出来てもとに戻せるというのが埋没法のメリットです)
  3. できればなるべく長持ちする、方法で行っています。

誰から見てもわかる左右差や、一年以内に取れてしまった場合は、再度のかけなおしや修正は無料で行っています。

十分なデザインや固定が
できないケースがある

以下のような特徴の目元の方には埋没法の施術はあまり適していません。

  • 皮膚や脂肪などでまぶたが厚い方、まぶたが腫れぼったい方
  • 以前に埋没法を受け、すぐに取れてしまった方
  • 目の上のくぼみが強い方
  • 眼瞼下垂のある方

厚いまぶたは、糸で固定してもはね返る力が強く緩みやすいです。
また、幅広の二重まぶたにしようとすると、糸の固定力が足りずに戻ってしまうことがあります。
くぼみが強い方は、くぼみに皮膚が引っ張られて二重のラインが薄くなっていきます。

埋没法は取れるって本当?
失敗したらどうなる?

埋没法は取れるって本当?失敗したらどうなる?

埋没の失敗例

イメージ通りの二重幅にならない

元のまぶたの状態にもよるため、必ずしも満足のいく仕上がりになるとは限りません。
目頭の蒙古ひだ(目頭を覆う皮膚)が張っている場合やまぶたの皮膚あるいは皮下組織や脂肪が厚い場合、埋没法により眠そうな目元に見えることや目が腫れ上がる可能性があります。

糸が飛び出す

人間の体には異物を外に押し出そうとする働きがあります。
そのためごく稀に、切れた糸や糸の結び目がまぶたから表面に露出することがあります。この場合、当院では保障期間内であれば無料で抜糸を行います。

まぶたにしこりができる

皮膚の浅い部分に糸の結び目を作ると、しこりのようなものができます。

目がゴロゴロとする違和感がある

施術後、目がゴロゴロする、上を向いた際に目が突っ張るなどの違和感が出現する場合があります。

食い込みが強すぎる・弱すぎる

糸の食い込みが強すぎる場合は、施術後徐々に改善されるため問題ありません。
一方で、食い込みが弱すぎる場合は、二重のラインをうまく折り込めていない可能性が考えられます。

当院の保証制度

誰から見てもわかる左右差や、一年以内に取れてしまった場合は、再度のかけなおしや修正は無料で行っています。

埋没法のリスク・
ダウンタイム

ダウンタイム

埋没法のダウンタイム期間は3日~1週間程度かかります。
埋没法は糸と針のみを使用する方法のため、切開法に比べて腫れが少なくダウンタイム期間が短いのが特徴です。個人差や二重の幅にもよりますが、完成は2~4週間になります。

ダウンタイムの過ごし方

二重整形のダウンタイム中には、まぶたの腫れや内出血などの症状が出る可能性があります。
腫れを長引かせないために

  • まぶたを触らない
  • 手術当日は、入浴を控えてシャワーのみ浴びる
  • 術後は適度に冷やす

などを守るようにしましょう。

リスク

きれいな二重が完成するまでの1~3か月間は違和感が生じる場合があります。
以下では埋没法後に生じる可能性のある症状をご紹介します。

痒み

施術直後の痒みはアレルギー反応の可能性がありますが、数日経過後であれば汗や皮脂、感染症によるものの可能性があります。

化膿

施術後、まぶた表面が赤く腫れることがあります。
痛みや熱感をともなう場合、施術で使用された糸による感染が疑われます。

しこり

まぶたの中の糸の結び目がしっかりと結ばれておらず、だんだんと緩んで糸玉が大きくなることや皮膚の浅い部分に糸の結び目を作るなどといった原因でしこりができる可能性があります。

ニキビ

ニキビは術後数日後に出ることがあります。
1週間以上経っても改善しない場合やまぶたの腫れや炎症が強い場合は受診してください。

かさぶた

埋没法では、上まぶた表面に針を通すため、上まぶた表面に針跡ができます。
施術直後は赤い点ですが、翌日以降はかさぶたとなり黒い点のように見えます。
通常、施術後3〜4日以内に消失します。

二重整形は埋没と切開
どっちがいい?

「埋没法」と「切開法」それぞれの特徴について解説していきます。

埋没法

まぶたの内側を細い糸で数箇所止めて二重のラインを作ります。
皮膚を切らないため、ダウンタイムは比較的短くなります。

切開法

まぶたを切開して二重のラインを作ります。埋没法よりも圧倒的に持続力があります。

切開法について詳しく

埋没と切開の違い

埋没法 切開法
メリット
  • ダウンタイムが短い
  • 痛みが少ない
  • 二重術の中でコストが安い
  • やり直しができる
  • 二重が半永久的に持続する
  • 同時にまぶたの内部処理ができる
  • たるみも同時に取ることができる
デメリット
  • 糸が取れる(後戻りする)ことがある
  • たるみ・脂肪が多いと適応しない場合もある
  • ダウンタイムが長い
  • 傷跡が残る場合がある
  • やり直しが難しいことがある

ご自身の希望やまぶたの状態、予算、ダウンタイムなどを考慮したうえで、ご自身に合った施術方法を選択しましょう。

費用

二重埋没法4点固定
(1年保障込み)
88,000円
二重埋没法6点固定
(1年保障込み)
110,000円
当院抜糸(1本) 11,000円
他院抜糸(1本) 22,000円
オプション
二重埋没法5年保障 33,000円

※税込価格です。
※片目の場合、60%料金

よくある質問

カウンセリングの時間はどのくらいありますか?

問診票の記入を含めて30分程度です。ご遅刻や相談内容が多いと埋没法単独で考えた場合の時間は短縮されますが、しっかりと医師がカウンセリングを担当いたします。ご希望のお写真などを持参されても良いです。

施術時間はどのくらいですか?

手術室に入ってからのデザインの時間と局所麻酔(笑気麻酔も選択可能)の時間も含めて約20~30分程度となります。

手術中は目はどうすればよいですか?

力を抜いて軽く閉じていただければ良いです。リラックスできるように、施術をお受けになられる方の好きな音楽を流すこともできますのでおっしゃって下さい。

手術中は痛いですか?

麻酔が終われば痛みを感じることはありません。仮に痛みがある場合は追加で麻酔を注入いたします。術後の痛みはほとんどありません。

埋没法は取れやすいですか?また埋没法が取れやすい目の特徴はありますか?

瞼に厚みがある方、目の上にくぼみがある方、目の開きが悪い(眼瞼下垂)方、眼球突出傾向の方は緩みやすく結果的に取れやすい傾向にあります。二重幅を狭くして固定することをおすすめいたします。

施術後にもとの瞼に戻したくなった場合、以前と同じ状態にもどすことは可能ですか?

抜糸を行えば戻すことは可能です。しかし、あまりにも年単位で時間が経過してしまってからだと困難なこともあります。

埋没法で使用する糸は体内に残っても大丈夫ですか?

医療用の7-0という細さの糸を使用しているので、眼球を傷つけたり、視力が悪化したりすることはまず考えにくいです。

施術後にした方がいいこと、しないほうがいいことはありますか?

患部を冷やすことが大切です。内出血の吸収を早くし、腫れが引くのをはやくします。 逆に激しい運動をしたり、長時間お風呂にはいったりなどは、術後しばらくはお控えください。運動や入浴は内出血や腫れが引いてきたタイミングで再開してみてください。

何日間お休みが必要ですか?

なかなか難しい質問です…腫れや内出血には個人差があります。また、どの程度気にされるかという点も関係してくるとおもいます。当日と翌日は腫れは必ず生じるので最低2日間と考えていただければよいかと思います。

埋没法は何回までできますか?

厳密に規定はございません。しかし、なるべく瞼内部に糸があるよりもない方がよいと思います。繰り返すことによって、表面から糸がめだったりゴロゴロ感が生じたりというリスクはあります。繰り返し固定が緩んだり外れたりする場合は、切開法という選択肢を考えてみてください。

埋没法の名医っていますか?

います。しっかりカウンセリングで話合いを行って、多くの経験がある先生が良いです。 切開法も多くおこなっている先生が良いと思います。

特別なオプションはありますか?

局所麻酔の痛みや怖さを和らげるための笑気麻酔が5,500円(税込み)であります。それ以外の針や麻酔料金は埋没法料金に含まれております。

他院でおこなった抜糸はおこなっていますか?

基本的に埋没法の抜糸は施術された院での抜糸が推奨されます。他院で行われた埋没法の抜糸は見つからない可能性が高くなってしまいます。どうしても以前に行ったクリニックに行くのが不可能であるなどのことでしたらカウンセリングにお越しくださいませ。

1年保障とは、どのような場合が保障に含まれるのでしょうか?

1年以内に取れてしまった(元に戻ってしまった)場合に適応されます。またごく稀ですが、感染や糸が透けて見えるなどの場合も適応されます。ただし、狭くなった(後戻り)場合は適応されませんのでご注意ください。

術後の経過をみてほしい時はどうすればいいですか?

当院では術後の検診は無料で行っております。実際に医師がお目元を拝見させていただくこともできますので、まずはお電話かメールにてお問合せください。

術後額に冷えピタをはっているのをみかけますが効果的ですか?

直接的に腫れをおさえる効果はありません。おそらく、冷えピタを貼ることによって術後のツッパリ感や違和感を和らげるといった効果があるのでしょう。

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