院長ごあいさつ
私は大阪府で生まれ育ちました。
父が循環器内科を専門とする医師をしており、祖父も医師で、滋賀県で開業しておりました。そういった家庭の背景もあり私も医学部に進学しました。
少年時代の将来の夢といえば、野球選手や電車の運転手といったごく普通の少年だった気がします。小学生のころは休み時間には友達と野球をし、中学高校生のころには友達とサッカーをするという日常を送っていました。
地元を離れ、東京三鷹市にある杏林大学医学部に進学してからは、部活はバドミントン、アルバイト、車でドライブ、そして勉強に励みました。
大学2年生の時に、それぞれの診療科の教授から、現場ではどのような医療を行っているかという講義を受けました。
その時には、将来は形成外科に進もうと半分決めていました。ざっくばらんに言うと、外傷(キズ)をキレイに治すということに興味をもちました。
卒業後は、初期研修医として内科や外科や麻酔科で研修を行い、形成外科で6か月の研修を行いました。その後は尊敬する恩師のもとで形成外科医員として5年間過ごしました。形成外科医としての5年間は医師の基盤としてかけがえのない時間であったと感じております。そしてその後はご縁もあって、美容外科医としての道を歩むことになりました。
さて、美容外科医として仕事をし始め、当初よりもずいぶんと社会は変わってきた印象があります。SNSの発展や、世間の反応、各美容クリニックの発展と衰退…。
患者さんも色々ですが、ドクターも色々です。
私の場合、特に二重切開(眼瞼下垂手術を含む)の手術でご指名を受けることが多くなりました。繁忙期といわれる時には、月に約60~70件の二重全切開(眼瞼下垂手術も含む)を行っていました。開院前年である2022年度の切開(二重全切開・眼瞼下垂手術・他院修正全切開)手術は1年間で550症例でした。二重埋没法は、約700症例(年間)行っていました。その他の美容外科手術も数多く行ってきました。瞼は解剖も含め、とても面白く奥の深い組織・器官です。手術は興味があり、好きでなければある程度を超えたさらなる上達はないと思っています。そして経験を積まなければわからないこと、経験を積んだからこそわかることが沢山あるのが美容外科手術の特徴だと思っています。
上瞼だけでなく、下眼瞼領域の治療である目の下のタルミや、フェイスラインの改善、顔やお身体の脂肪吸引も含め、お悩みになられている方はぜひご来院くださいませ。
経歴
2008年3月 | 杏林大学医学部医学科卒業 |
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2008年4月 | 医療法人藤井会石切生喜病院にて初期研修 |
2010年4月 | 医療法人藤井会石切生喜病院形成外科入局・形成外科医員 |
2015年1月 | 水の森美容外科入職 |
2015年11月 | 水の森美容外科大阪院副院長 |
2017年9月 | 水の森美容外科新宿院開設、院長就任 |
2020年7月 | 水の森美容外科大阪院院長就任 |
2023年7月 | つだ美容外科クリニック開設 |
所属学会
- 日本形成外科学会
- 日本美容外科学会
- 日本頭蓋顎顔面外科学会
- 日本マイクロサージャリー学会
- 日本抗加齢医学会
- 日本美容内科学会
- 日本顔学会
学会発表
形成外科医時の学会発表
- 2010年9月日本形成外科学会関西支部学術集会 「線維肉腫像を伴ったBednar腫瘍の一例」
- 2011年9月大阪形成外科医会 「右足糖尿病性壊疽の一例」
- 2012年3月日本形成外科学会関西支部学術集会 「当院におけるメジャー切断症例の検討」
- 2012年12月 KC会にて 「眼瞼下垂に対する眉毛下皮膚切除術について」
- 2013年3月大阪形成外科医会 「難治性小腸皮膚瘻の一例」
- 2013年9月日本マイクロサージャリー学会学術集会 「VACシステムと遊離皮弁移植により治療を行ったガス壊疽の2例
- 2013年12月 KC会にて 「左側頭部に発生したextraskeletal ewing`s sarcomaの一例」
- 2014年12月日本マイクロサージャリー学会学術集会 「顔面神経側頭枝損傷の2症例」
美容外科医時の学会発表
- 2017年3月 関西形成外科学会「開放性骨折後の下肢醜形に対して脂肪吸引術を行った一例」
- 2022年7月 関西形成外科学会「重瞼術の現状と今後の展望」
- 2023年11月 関西形成外科学会「挙筋腱膜弁を最大限に利用した切開式重瞼術」
- 2024年7月 関西形成外科学会「baggy eyeに対する治療戦略、主に経皮的眼窩脂肪移動術(いわゆるハムラ法)について」
- 2025年5月 第113回日本美容外科学会 「当院で行っている切開式重瞼術の術式」
形成外科専門医
胡内佑規
2016年医学部卒業、2年間の初期研修後に形成外科として研鑽を積み、その間に形成外科専門医も取得しました。医師10年目となる2025年4月につだ美容外科クリニックへやってきました。
学生時代は部活漬けで「美」に対しては無頓着な生活を送ってきましたが、形成外科の現場では美容医療を行うことも多く、二重からはじまり様々な施術を行いました。患者さんはみるからに喜んでくれて、私自身もハッピーな気持ちになりました。しかし、美容医療自体がその患者さんにとってのゴールであってほしくはありません。それによって自信が持て、前よりも胸をはって歩いていける、笑顔が増える、そんな人生のきっかけとなってくれたら、という思いです。
美容医療に大事なこと、それは「安心」の一言につきると考えます。医療において、それは安全と、経験に裏打ちされた確固たる技術の上に成り立つものだと考えます。私自身は、形成外科医として眼瞼下垂や顔面骨折などに代表される顔面の手術、細かいものであれば血管吻合など、日夜休日問わずこなした日々があったからこそ、現在の自分があると考えます。現在の自分の技術は形成外科での鍛錬の賜物であることには違いありませんが、それ以上に手術・患者さん・医療への向き合い方、倫理観を身にしみこませたことが、一番の財産であり、このような得難い経験には感謝しております。
美容医療に関しては、現在までも多数施術してきました。術後経過をみせてもらう時、ほとんどの人が笑顔で来院されます。サザンのライブくらい、「ありがとう」をいただけます。私自身、髪を切ったり服を買ったりしたらうれしくてほんのちょっとだけにやにやしますが、それとは比にならないくらい素晴らしい笑顔をみせてくれます。もちろん私自身も笑顔になります。美容医療で、ハッピーを作り出す。これが、私が医療を続ける理由となりました。すこしでも気になることがあれば、お気軽に一歩目を踏み出してみてください。お話だけでもご遠慮なくどうぞ!よろしくお願いします!!!
経歴
2016年 | 関西医科大学医学部医学科 卒業 |
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2016年 | 済生会野江病院 初期研修医 |
2018年 | 関西医科大学附属病院 形成外科 |
2018年 | 関西医科大学総合医療センター 形成外科 |
2019年 | 医誠会病院 形成美容外科 |
2020年 | 彦根市立病院 形成外科 |
2021年 | 河内総合病院 形成外科 |
2023年 | 八尾市立病院 形成外科 |
2025年 | つだ美容外科クリニック 美容外科 入職 |
所属学会
- 日本形成外科学会
- 日本形成外科学会認定専門医
- 日本美容外科学会
クリニック名について
美容医療は、時代の流れとともに悪しき所は衰退し、クリニックや医師が選ばれる現状になりました。その中で適正な価格と質を保守し、社会に貢献したいと考えています。